卒業記念公演『Shadow&Lights』個人的メモ
ミュージカルアニメ「スタミュ」の劇中に出てくる、卒業記念公演『Shadow&Lights』について、いつでも確認が出来るように重要だと感じた部分をメモとして書き出した。
現在ドラマCDとスタミュ2期五幕までの情報を纏めている。新たな情報が出た際にはその都度加筆修正していく。
物語のネタバレになるので、読む方は注意してください。
《『Shadow&Lights』について》
(設定)
舞台は20世紀初頭のロンドン。ミュージカルの聖地ウエストエンド。すでにショービジネスが行われていた時代。主人公は演劇の世界で生きる二人の青年、ランバートとアレクシス。幼い頃からの親友でともに役者になると言う夢を抱いていた。ところが、アレクシスは不慮の事故からランバートを庇い顔に火傷を負ってしまう。役者としての道を断たれたアレクシスは劇場の屋根裏に引きこもってしまう。
物語は数年後に動き出す。アレクシスは屋根裏に引きこもりながらうだつの上がらない劇作家になる。世間からは狂人と恐れられている。一方ランバートは、役者として夢を追い続けてはいるが、自分を庇ったアレクシスへの罪悪感へ苦しんでいる。心の優しいランバートは毎日アレクシスの元へ行き、決して開くことのない扉に向かって語りかける。普段アレクシスは答えないが、ランバートが弱音を吐くと、扉の隙間から「宝物をあげる」と良い、宝物を差し出してくれる。(二人が幼い頃から続けてきた遊びのようなもの)
ある日、ランバートは初めて大役に抜擢される。一方、アレクシスはルーカスというパトロンに気に入られ、渡米すべきだと言われる。しかしアレクシスは親友を残してイギリスを去ることに後ろ向きだった。ルーカスは自らの成功のために、アレクシスの足枷になっているランバートを奈落に突き落とす。ランバートは大怪我を負い、役を降りなければならなくなった。
ランバートとアレクシスは悲しんだ。しかし、だからこそ気づく。暗い闇の中にいても、いつも一筋の光が射している。その光こそ、どんな時もそばに寄り添い続けてきたお互いの存在であった。そうして物語は、唯一二人で歌う『Shadow&Lights』で幕を閉じる。
(特徴)
代々綾薙学園で演じられてきた演目。物語は古典的だが難解で独特な設定が組み込まれている。その年々の演出やキャストによって印象が様変わりする。その年の卒業生、サポートメンバーである2年生の力量が試される。ランバートとアレクシスの二人の心を映す極めて抽象的な存在として『影』が登場する。影は決して話さないが、とても重要な存在である。
《登場人物》
役者の息子。自分を庇って顔に火傷の傷を負ってしまったアレクシスに罪悪感を抱いている。
演:柊 翼
・アレクシス
ショー劇場のオーナーの息子。事故後は世間からも、ランバートからも心を閉ざす。
演:鳳 樹
・ルーカス
アメリカ人のパトロン。後半で、ランバートを奈落に突き落とす。
演:楪=クリスチアン=リオン
・クリフ
探偵
演:漣 朔也
・エディ
ランバートとアレクシスの幼馴染
演:暁 鏡司
《2年生育成枠について》
役は5役。卒業する先輩をサポートし、先輩と共演出来る貴重な場となる。オーディションはチーム戦。(チームメイトが共演者の方が演じやすいという配慮、強いては卒業生組への配慮にもなるため)
〔登場人物〕
・ランバートの影
舞台に出ずっぱり。
・アレクシスの影
舞台に出ずっぱり。ソロパートの歌唱あり。育成枠一番の花形。以前月皇遥斗も演じたことがある。
・ハーディ
売れっ子ダンサー。ソロでの歌唱、難易度の高いダンスと印象的な見せ場がある。
・パーシー
探偵助手。コメディリリーフ。台詞が多い。
・オーランド
ランバートの役者仲間。終盤でランバートの成功を妬み、苦悩しながらもランバートを陥れてしまう。繊細な演技力が必要
《オーディションで受ける役について》
・ランバートの影役
申渡 栄吾
星谷 悠太→月皇 海斗(変更)
甲本 哲也
中小路 春馬
百合野 茉優
・アレクシスの影
辰巳 琉唯
月皇 海斗→星谷 悠太(変更)
揚羽 陸
南條 聖
十文字 良亮
・ハーディ役
戌峰 誠士郎
天花寺 翔
蜂矢 聡
東堂 創
千木良 渉
・パーシー役
卯川 晶
那雪 透
蟻坂 和臣
香西 遊晴
一色 奏
・オーランド役
虎石 和泉
空閑 愁
蛍灯 玲
北原 廉
万城目 浩司
現在出ている情報を簡単に纏めてみた。育成枠を獲得するのどのチームなのか。今後は『育成枠』と『裏ミッション』の関係にも注目したい。